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2007.12.29 (Sat)

クローン病ser.6・・・パパは札幌一番の整体師

娘の入院中、決して忘れる事のできない場面がありました。

担当の先生から娘に病名を告知してほしいという依頼があった時の
ことです。

入院してもうすぐ一ヶ月になろうかという頃でした。

先生から「同じ病室内でそれぞれの病気の話になる事があり、
その中でクローン病が大変な病気だという認識になっていて娘さん
が気にしています。

看護師にもそれとなく何度も聞いてくるので親御さんからきちんと
説明してもらえますか?」と言われました。

私としては、腸の病気のせいで極端な食事制限と付き合っていか
なくてはならないことをすでに言ってありましたので、何をいまさらと
いう感じがありました。

先生から指示されたので言いましょう、という程度の軽い感じでした。

娘は腸疾患で食事も思うように取れないこと、今の医学では治る
病気ではない事は話してありましたので、ショックはそれほど大きく
ないと思っていたのです。

とても暑い日でした、西日がかなり強く休憩室内に差し込んでいま
した。

私はその太陽を背に娘に相対し話し始めました。

「チーの病気はクローン病なんだよね」と私が言ったときの娘の顔は
決して忘れないでしょう。

その時「あっ、そうなんだ・・・。」と言ったあとに、にっこりと作り笑い
をしたのです。

その後も「うん、うん・・・」と私のクローン病とはこういう病気なんだと
いう話に笑顔で相槌を打ってきます。

5分も喋ったでしょうか、突然、今までニコニコしていた娘の大きな
目から、涙が「ぽろり」と落ちました。

「はっ!!」としました。
その時、初めて私は気付いたのです。

私はある程度ショックの無いように事前に不都合なことは話して
おいたつもりでしたが、娘にとっては本当に大きな事なんだという
ことに・・・。

わたしは「大丈夫、大丈夫、チーの食べられないものはパパも食べ
ないから、さびしくなんか無いでしょ。

病気だって今はまだ治らない病気といわれているけど、パパが
きっと良くしてあげる。

だから何も心配ないからね。」というと娘は下を向いて泣きはじ
めました。

娘は私の前で涙を見せることはここ数年ありませんでした。

それは、私の育て方のせいでもあるのです。

子供って、怒られるとすぐ泣いてしまいますよね。
そして、泣きながら泣き声で文句を言う時ってあるじゃないですか。

私はそれを絶対に許しませんでした。
泣き止むまでひっぱたいたものです。

ですから、ある程度大きくなると、私の前で泣くと怒られるのが
わかっているので、ここ数年は決して泣く事はありませんでした。

たぶん、泣けばビンタされるという事がトラウマになっているの
でしょう。

その娘が、今、私の前で泣いているのです。
私は不憫で仕方がありませんでした。

こみ上げてくるものを抑えつつ言いました。

「思いっきり泣いて良いんだよ。悲しい気持ちは涙と一緒に流した
ほうが体に良いんだから思いっきり泣いて良いんだよ。」

すると娘は堰を切ったように泣きだしました。

私たち夫婦も娘の前で涙を見せないようにするのに大変でした。

「大した問題では無い、心配ない」事を伝えるには泣くわけには
いきません。

30分以上も泣いていたと思います。
その間ずっと下を向いて泣いていました。

思いっきり泣いた後、娘がにっこりと笑って言いました。
「なんかすっきりした、えへへ・・・。」

僕がこの病気を絶対に良くしてやると、本当に強く思った日でした。





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タグ : クローン病

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*Comment

■初めまして!

初めまして・・・
クローン病の検索で、こちらに訪問させて頂きました。
小学生の娘さんがクローン病なのですね。我が子がこの病気と聞かされた時、そして本人に告知をした時の辛さ、苦しみ・・・痛いほどわかります。
実は私の息子(小学校4年生)も2年前に発病して1年間入退院を繰り返していました。現在は自宅で食事制限・エレンタールと薬の服用をしながら元気に過ごしています。
この病気は人それぞれ症状が違うので娘さんと私の息子も違いはあると思いますが、1日も早く何でも食べれるようにしてあげたい!との思いは全く同じだと思います。色々大変だと思いますがお父様もご無理をされて体調を崩さないようにして下さいね。

もし良かったら私のブログの2月1日の所で長男の病気になった時の事を書いているので覗いてみて下さいね。
yuu |  2008.03.08(土) 02:34 |  URL |  【コメント編集】

■大丈夫です

ブログ読ませていただきました。
大変でしたね。

お気持ちよくわかります。
当時の絶望感を思い出します。

でも、大丈夫です。
必ず良くなります。

息子さんの今の状況はうちの娘と
同じ状況のように見受けられます。

うちの娘もエレンタールとペンタサ
飲薬と一日一食(夕食)という状態です。

病状はしっかりと安定しており、月一度の
検診も今のところ問題ありません。

食事も妻が色々と工夫をして食べさせて
います。

おやつも探して食べさせています。

ポテトチップスも手作りで食べさせています。

少しづつ食の枠を広げて、最終的には普通の
食事ができるようにしたいと思います。

大丈夫です。
原因がわからない治す方法がわからないという
ことは解決策が見つかっていないだけ。

必ず答えはあります。

私のブログでもいろんな情報を発信して行きたいと
思います。

yuuさんのブログも見させていただきますね。
macs |  2008.03.08(土) 13:45 |  URL |  【コメント編集】

早速の訪問にコメントありがとうございました。
前田様のじんましんはもう大丈夫ですか?

本当に娘さんとうちの長男の今の状態は同じような感じだと思います。
うちは今は2食ですが、薬はペンタサ以外にもいくつか服用しています。
手作りのポテトチップス美味しいですよね~。我が家でも時々作っています。他におやつやパンなども長男用のレシピで作ったりしていますが、どんなに手間をかけてでも、子供が食べたい物に近いものを作って食べさせてあげたい・・・って気持ち、前田様の奥様も同じだと思います。食べれる物は少し違うとは思いますが、脂質の少ない美味しい食べ物などの情報をまた載せて下さいね。
私もこれからもブログに書いていきますので、時間があればまた訪問してみて下さいね。
お互い、少しでも美味しい物を子供に食べさせてあげれるよう、情報交換ができたら嬉しいです。
yuu |  2008.03.08(土) 16:12 |  URL |  【コメント編集】

■よろしくお願いします。

yuuさんへ

はい、情報交換していきましょう。

私は料理はしませんので、その辺の
情報は妻からの受け売りになります。

これからもよろしくお願いします。

macs |  2008.03.09(日) 11:49 |  URL |  【コメント編集】

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